データ入力用語シソーラス辞典

このページは 2007 年 07 月 17 日 21時47分07秒 に更新したキャッシュ情報です。

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得意とは?

[ 566] Passion For The Future: なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか
[引用サイト]  http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003518.html

1,2、それ以上はたくさん、と数える民族は実際にいるらしい。私たちは数を指折り数えるがこれだと、片手で5、両手で10が限界である。さらに足の指まで動員すると20まではいける。パプアニューギニアのユプノ族は、左手→右手→左足→右足→左耳→右耳→左目→右目→鼻→左の小鼻→右の小鼻→左胸→右胸→へそ→左の睾丸→右の睾丸→ペニスまで身体の部位に数字を割り当てることで33まで数えるそうである。複数人数で数えることでさらに大きな数を数える民族もあるという。
こうした数え方は文化によって違う。だが、違わない部分が発見されている。脳の中に、人間が生物学的に受け継いだ数の認識モジュールがある。このモジュールは4つくらいまでの数を認識できる。この本で紹介された実験では乳児でも、4つくらいまでの数を見分けている。
そして、数のモジュールの計算には上述の指折り数えることが深く関わっているのではないかという仮説が示される。指の数など身体部位の認識ができなくなるゲルストマン症候群の患者は、計算もできなくなる。計算には身体イメージや運動性が深く関わっていることが分かってきたという。
脳に損傷を追った患者をたくさん調べていくと、特定の部位を損傷することで、足し算だけできない人、引き算だけできない人、もしくは掛け算、割り算だけできない人がいることが判明する。数の大小や順序が分からなくなる人もいる。基礎的な計算能力については脳にビルトインされた専用回路がいくつもあるようだ。
しかし、数学的天才はこの数のモジュールの性能が高いから、天才であるというわけではないことが後半で示される。
数学者ガウスは子供時代に教師から「1から100までを順に足したら合計はいくつか」という問題を出されたとき即答して周囲を驚かせたそうだ。
計算の天才マーティン・ガードナーは777の二乗を計算するとき、まず777に23を足して計算しやすい800にした。彼は100までの二乗ならば答えを暗記していたので23の二乗は529だとすぐに分かった。
800×754は3桁の掛け算だが、実際には8×754を100倍するだけなので暗算も易しい。方法は違いそうだが、ガードナーは5桁の掛け算も似たようなトリックで、瞬時に計算できたらしい。
累乗計算の世界記録保持者ウィム・クラインは100桁の数の13乗を2分以下で行うことができるという。彼は150までの整数の対数を丸暗記してこの計算に用いている。
膨大な量の答えの暗記、計算の分割方法の知識が計算速度を飛躍的に高める文化概念ツールとして機能していると著者は指摘する。日本の珠算の上級者は暗算のときに頭の中でソロバンを動かすらしいが、これもツールの例といえそうだ。
つまり、生物学的な数のモジュールの能力個体差は小さいが、概念ツールを持つ人、持たない人の能力差は歴然としてしまうということ。数学の天才は概念ツールが生み出している可能性があるというのがこの本の見解。
最近、数学の国際コンテストで上位の中国では、日本とは違った九九の記憶法が取り入れられているらしい。1を掛けるものは省略。3×5と5×3は、3の段でやったら5の段では同じことなので省略し、5×5からはじめる。これによって九九の暗記項目が81個から36個に激減すると同時に、掛け算の処理の内容の理解が深まるという。数学に強いインドでは力技で20×20まで暗記させるというが、こうしたツールの有無が、日本が追い抜かれた理由なのかもしれない。
数学の達人を作り上げたのは、一人で意図的な訓練に取り組んだとんでもなく長い時間であるというのがこの本の結論である。達人はそうでない人に比べて圧倒的に、練習時間が長く、無数の概念ツールを暗記していたり、組み合わせて使う工夫の知識を持っている。
音楽大学における調査では、天才的奏者は1万時間の練習を経ているが、平凡な奏者は4千時間程度だったそうだ。そして大抵は、天才たちは好き好んで一人で練習している。同じように、教育においては数学の学習を楽しく行うことで、上手になる循環環境をつくることが大切だとする。
伝説のインドの天才数学者ラマヌジャンは、貧乏で進学できなかった子供時代、一人で分厚い数学の辞典「純粋数学および応用数学における基本結果概要」にでてくる5000の公式、方程式を丸暗記していた。あるとき、彼は自分の数に関する考えを手紙に書いて、ケンブリッジ大学の数学教授へ送る。これを書いた人物が天才であることは間違いないと判断されて、大学への道が開かれたそうだ。好きで一人で取り組むことが、天才への道らしい。
この本の後半では数学的思考を説明するための問題がいくつか登場する。電車の中で意味を一人で取り組んでみた。30分以上も考えて、やっと納得した問題が以下。
スミス夫妻には子どもが二人いる。ひとりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子ではありません)
「スミス夫妻には子どもが二人いる。上の子は男の子、では下の子が女の子である確率は?」(双子ではありません)
二つの似た質問に対してなぜ答えがそうなるのか、異なるのか、直感的に分かる人は数学的思考ができる人なのだろう。どちらも2分の1だと思ってしまった私はまだまだダメでした。
「ある番組で、3つの扉の中から1つを選ぶと、その扉の後ろにある賞品がもらえるという企画があり、1つの扉には車、残り2つの扉の後ろにはヤギがいます。
あなたが1つ扉を選んだ後で、司会者はあなたが選んでいない、かつ後ろにヤギがいる扉を開けます。ここで、あなたは扉の選択を変更するチャンスが与えられます。
スミス夫妻には子どもが三人いる。ふたりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子ではありません)
スミス夫妻には子どもが二人いる。ひとりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子ではありません)
やられました〜。30秒ほど考えて、やっとわかりました。あとの問題を先に聞いてくれれば、わかったかもしれませんけど(^^;
2問ならんで出題されているところから、この「ひとり」は上の子あるいは下の子をさした「ひとり」ではない意味としての「ひとり」なんだろうな、と意を汲むのがふつうでしょうが、なみさんがおっしゃるように、こうやって「意を汲む」のは数学的態度とは言い難いですね。
原文ではちゃんと「ふたりのうち少なくともひとりは」という言い方になっていたのに和訳する際にぬかったのではなかと推測します。
おもしろい記事ですね。(本は読んでませんが)公式を丸暗記と言っても、どういった場面で力を発揮するか(組み合わせとか)理解してるから暗記できたんじゃないかなぁとか思ったり。
2乗についての暗算には項の数(九九などで記憶している掛け算処理後の項の数)が多くないインド人の例が楽な方法だと思っています.項の数を多くすることは紙に書かない暗算ではお勧めできないと思います.
shunnさんのコメント中の2つめの方法は有名な(A*10+5)^2などのようにうまく2項目が整理できる一部の形式の時は非常に有効で
有名な数の数え方に、指を「折る」と「伸ばす」を0と1に対応させて2進法として数えるというものもあります。両手を使えば1024個の数を数えることが可能です。
「スミス夫妻はサッカーくじを1つ買いました。二等以上(一等か二等)であることは分かっている。では二等である確率は?」
スミス夫妻には子どもが二人いる。ひとりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子ではありません)
スミス夫妻には子どもが二人いる。ひとりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子ではありません)
スミス夫妻には子どもが二人いる。ひとりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子ではありません)
という条件で、もうひとつが白である確立は?と聞かれれば、何の違和感も無く3分の2って答えると思うんですよ。
文章として提示された物から、「条件」や「要素」をキチンと整理する過程ってのは、間違いなく「数学的」でしょう。
ここで違和感を感じていらっしゃる方々は、「同様に確からしい」という概念をきちんと(教科書的に)理解されていないことに原因があるような気がしました。
2つのサイコロの出た目の組で、「2・3」と出る確率は「3・3」と出る確率より多いです。つまり、(2,3)という”組み合わせ”と(3,3)という”組み合わせ”は同様に確からしい事象ではないです。男の子女の子を、並べる順番を込めて考えないといけないのは、同様に確からしい事象が”組み合わせ”ではなく”順列”だからです。
ここで違和感を感じていらっしゃる方々は、「同様に確からしい」という概念をきちんと(教科書的に)理解されていないことに原因があるような気がしました。
2つのサイコロの出た目の組で、「2・3」と出る確率は「3・3」と出る確率より多いです。つまり、(2,3)という”組み合わせ”と(3,3)という”組み合わせ”は同様に確からしい事象ではないです。男の子女の子を、並べる順番を込めて考えないといけないのは、同様に確からしい事象が”組み合わせ”ではなく”順列”だからです。
赤の球と白の球が1/2の確率で入っているとは書いてないなぁ。赤10000個と、白10個から抽出してたとしても上の条件と同じだ。そーゆー暗黙知は、どうなのかしらん。

 

[ 567] Amazon.co.jp: 算数・数学が得意になる本: 本: 芳沢 光雄
[引用サイト]  http://www.amazon.co.jp/cR?a?°a?≫a?°a-|a??a??a??a?≪a?aa??a?¬-e?3a2¢-a??e??/dp/4061498401

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本書は、自分の身内だけに教えて本当は公にしたくないような大切なことを堂々と書いています。3桁×3桁の計算をしないと縦書きの掛け算はマスターできない、3項での計算をたくさん行なうことで計算規則が理解、3次の多項式で積分を学習しないと多項式の積分はマスターできない、1,2,3・・・という帰納的に成り立つ性質の理解では3が大切、というような「3」のこと。「すべて」と「ある」の用法は方程式と恒等式の違いや基礎的数学の概念理解に大切であること。図形の錐体の体積公式にある1/3を理解する立方体の切断の試み、などなど。そのような話題が満載なので、話題の書になったと思います。分数で割るとひっくり返して掛けるとか、マイナス掛けるマイナスはプラスになることなどは、ある意味では人目を引く宣伝用の項目のように思いました。
著者は、現在の算数・数学が暗記偏重であり、考える力を子ども達に身につけさせる教育になっていないと説きます。そして、「なぜ分数の割り算は、割る数の分母と分子を逆にしてかけるのか」とか、「なぜマイナスとマイナスをかけるとプラスになるのか」など、子ども達が学習の過程でつまづきやすい箇所の実例をいくつも挙げ、ひとつひとつなぜそうなるのかを解説しています。
私も読んでいて、やり方は知っていてもなぜそのようにするのかを知らないものが多くあり、表面的な暗記だけで学習を進めてきたことを思い知らされました。
では、この本を読めば、算数や数学が苦手な子ども達がそれらを得意になれるのかと言えば、きっと答えは否です。本書を読み進めていくには、やはりある程度の知識や理解力が必要です。子ども達が読むというよりは、教える立場にある親や教師が本書から原理を学び、子どもに合わせて教えていくためのものでしょう。
なので、タイトルも『算数・数学が得意になる本』ではなく、『得意にさせる本』とした方が、より実態に合っていたのではないかと思います。
ワタシは算数・数学が苦手です。
将来わが子から質問された時に「ある程度は答えられるように」と思って読みました。

説明に図解が多用されており、非常に分かり易いと思います。
公式を丸暗記するではなく、理由を明確に覚えることができ、
子供のタメと思ってたのが、いつの間にやら自分が楽しんで勉強してました。
正直、後半の高校生レベルはついていけませんでしたが、
前半の小中学校レベルだけでも十分楽しめました。
本書の主な読者対象は親、社会人、教育関係者と学生でしょう。しかし中学生高学年でも小学生の算数が理解していないところがいろいろあるものです。その場合は1章だけ読んでも参考になるでしょう。(あとはいずれ読む?)高校生でも小学生の算数や中学生の数学が理解していないところがいろいろあるものです。その場合は1章と2章だけを読んでも参考になるでしょう。(あとはいずれ読む?)理系の大学生でも中学や高校の数学を理解していないところがいろいろあるものです。その場合は2章と3章を読むと参考になるでしょう。(1章は子育てのときに読む?)そんなように各自に合っている章で、思い違いや誤った解釈や学習法に気付くことができる本でしょう。共通してわかることは、誤りを見つけて直すことの大切さとノウハウ的な学習法だけに頼る危険な面でしょう。また小学校から大学まで、算数と数学のつまづきは密接に関係していることの認識をいろいろな具体例からわかり、国語と数学、理科と数学などの境界の学習の重要性もいろいろな例からわかります。一般の教育書がわりと高価なので本書は安いので良いと思います。1章の最初の項目に書かれていることは1,2,3...という整数は、ものの個数などの生活を通して理解する、ということです。ただ単に数を言えることではダメということで、ここからスタートしている勇気は評価できます。ただ理想としては、3冊に別けて執筆された方がよかったのではないでしょうか。そうすると合計価格はやや高価になるか?
タイトルだけだと、数学が苦手な人が得意になれる内容だと思ってしまいます。
実際は、ある程度数学が得意な人でないと読めないです。
私自身は数学がそんなに苦手ではなかったのですが、それでもひとつひとつ文章を理解するのに時間がかかりました。
小学校の算数から高校数学までの内容ですが、これを本当に中学生や高校生が読むのはおすすめできません。
数学が大好きな子だったらまだ読めるかもしれませんが、そうでない子はまったく読み進めないと思います。
私はふだん数学にかかわる仕事をしています。答案を採点したりもしていますが、最近「きちんと見直しや検算をしている人が少ないな」と感じることがかなり多いです。私は子どもたちに公式を覚えることよりも、見直しや検算ををすることをまず身につけさせたいと感じています。この本は検算の大切さを唱えている、数少ない貴重な本だと思います。それ以外にも、この本は算数・数学の問題を解くテクニックではなく、算数・数学を学ぶ上での「基本姿勢」を重視しているように感じます。あらゆる人に必見です。
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[ 568] 自分らしいキャリアを築くために:みんな「どうしたら?」は得意だけど…… - ITmedia Biz.ID
[引用サイト]  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0611/24/news026.html

人には価値観型とビジョン型の2つの傾向があります。この価値観とビジョンを合わせて「What」と呼ぶことをお話ししました。今回はなぜHow(方法)よりもWhat(自分軸)が大事なのか、お話しします。
私たちは、学力、能力、知識、スキル、資格、戦略、マネジメント……こういうものはいっぱい学びます。「どうしたらうまくできる?」「どうしたら早くできる?」「どうしたら、いいポストが手に入る?」「どうしたら顧客を増やせる?」「どうしたら勝てる?」……。
「どうしたら?(How)」を考えるのは得意だし、学校や会社でも学んできたのですが、「何のために、それをするのか?」とか「やったらどうなるのか?」ということをあまり考えませんでした。昔のように年功序列の大企業に入っていたら、こんなことは考えなくていい。とにかくどうしたら業績が上がるかが大事、給料さえ上がれば幸せ、だった。ところが今の時代は、そうもいきません。自分の軸を持たなくてはいけない。すると、やっぱりWhatが大事ではありませんか?
少し厳しい話をしましょう。私の友人で、米国でMBAをほとんどオールAの好成績で取得した人がいました。ところで、MBAはスキル、つまり「How」です。マネジメント、ファイナンス、アカウンティングと、色々できてHowは十分です。ところが“何のために”MBAを取ったのか、MBAを取って“どうなりたい”が、ないまま終わってしまいました。彼は、今も人生が充実しているとはいえず、やりたいこともできていません。
もう1人、こちらは米国で知り合った中国の方です。彼には「どうなりたいか」が明確にありました。日本のあるものを輸入して、中国で売りたいという「What」、つまり「ありたい姿」があったので、MBAの成績(How)はそんなに良くなかったけれど、今は大成功しています。
さらにもう1人、途上国から来た友人です。彼に「なぜMBAを取ったの?」と聞くと、「母国にいる家族や親戚に、ちゃんとご飯を食べさせてあげて、服を着させてあげたい」と答えました。「何のために?」(What)がありありと実感でき、明確にあるので、彼も成功しています。
「何のためにやっているのか?」「どうなりたいからやっているのか?」を「自分軸」とも言っています。「What」といってもいいし、「自分軸」といってもいいですが、これが明確にある人は、時代や世の中、会社に左右されずに自分の行きたい人生を歩めます。そして、この「What」の中には「価値観」と「ビジョン」があるので、価値観を軸にしたほうがいい人もいれば、未来のビジョンを軸にしたほうがいい人もいるのです。
つまり、“何のために?”“自分にとって何が大事?”という「価値観」と、“本当はどうありたい?”という「ビジョン」をまとめたものが、総称の「What」です。Whatは、価値観型、ビジョン型、どちらの傾向が強い人にも見つけられるものなのです。
「What」と「How」の関係性を明らかにしたところで、先ほど定義した「ビジョン」(What)と「目標」(How)の違いを、例を出して、もう一度紹介しましょう。
2カ月後に5キロやせたいという、ある女性Cさんの話です。“2カ月後に5キロやせたい”というのは「目標」なので、上の図だと「How」になります。
さて、「では、何のために5キロやせたいの? やせてどうなりたいから、やせたいの?」と聞いていくうちに、その理由が分かってきました。Cさんがいうには、英会話スクールにステキなイギリス人の講師がいて、「先生とデートがしたいから(やせたい)」というのです。そこで、具体的に「ありたい姿(ビジョン)」を聞いていきました。どんな風にしたいのか、要するに結婚したいのかつき合いたいのか、恋愛したいのか、です。すると実は、お台場あたりのステキなカフェで、2時間くらいイギリスの話ができればいい、というのです。Cさんは結婚されている40代の方で、いまさら大恋愛してどうこう……ということは考えていないのですね。「あのステキな憧れの人と、2〜3時間お茶ができれば──」もうそれだけで天にも昇るような気持ちなのです。これが、「ありたい姿」です。「ビジョン」というと大げさなのですが、“先生とお台場のカフェで”というのはビジョンなのです。
次に、「じゃあ、やせたいのか、デートがしたいのか、どちらがいい?」と聞くと、「デートがしたい」と答えます。「でも、2〜3時間、イギリスの話を英語でするだけだったら、個人レッスンでいいのではないですか?」と聞いたら、「もちろん、個人レッスンでいい」と言うのです。それでは、3週間後に個人レッスンを受けられるように、先生に「個人レッスンの時給はいくらですか」と聞きましょう、という話になりました。私と話したのはそれだけです。
ところが、なんとCさんは1カ月後に5キロやせたのです。先生とデートだと思うと、胸がいっぱいで大好きなチーズケーキが食べられなくて、やせちゃったらしいのです(笑)
こんな風に、“5キロやせたい”といきなり目標を設定するのではなくて、いったん、“何のために?”“どうなりたいから?”と「What」の方に上げるのです。そうすると、“先生と2〜3時間、カフェでお茶を飲みながら英会話のレッスン”というのが出てきます。そうすると、“5キロやせる”という「目標」が“個人レッスン”に変わりますね。──というわけで、目標には縛られないでください。
仕事でも、例えば“1200万円、売り上げを上げる”と目標を決めますが、「じゃあ、何のために1200万円なのか」「どうありたいからなのか」を考えましょう。「シェア○%になりたいから」だったら、1200万円じゃ足りないかもしれない。あるいは、金額じゃなくて個数かもしれない。そうすると目標が変わってくるわけです。ビジョン抜きでやると「1200万円上げたけれど、疲れるだけだった」「なぜこんなこと、やっているのだろう」とモチベーションが下がります。元々、この「なぜ」がないからですね。
読者のみなさんも、目標設定をする前に、少なくともあなたがやっている仕事が、どういう意味があってやっているのか、やったらどうなるのかを考えてみてください。なんだか分からないまま、言われたからとやっていること、ありませんか? 「ああ、そうか。会社はこうなって、最後にこうなるからやっているんだな」と理由が明確になると、取り組む姿勢が変わってきます。
最後に一言、付け加えます。「How」を決める前に「What」を明確にすることが大事ですが、Whatというのは、道徳的に素晴らしい必要はありません。例えば、ある英会話スクールにすごく熱心に通ってくる中年の女性がいました。「なんでそんなに熱心に英会話を勉強しているんですか?」とWhatを聞きました。すると照れくさそうに、「パート先に来たカッコいい外国人のお兄さんに、英語で受け答えしたいから」と答えました。この程度のもので十分なのです。
みなさんの周りでも、英会話をやりたいと思ったことがある人は多いでしょう。でも続いている人は何人いるでしょうか。なんとなく必要だとか、グローバルだから、といったWhatが曖昧な人は続きません。でも「3カ月後にアメリカに転勤だから」とか「英語で生のベースボールを見たいから」とか「旅行に行くときに、いろんな国の人と喋りたいから」など、“どうなりたいから”ということが明確にある人は身に付きます。逆に、どんなに英会話を学べるHowを知っていても、Whatがないとやらないし続きません。ここでもWhatが大事です。
1965年神戸生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(専門は臨床心理)。アドラースクール・オブ・プロフェッショナルサイコロジー(シカゴ/米国)カウンセリング心理学修士課程修了。人の中に眠っている潜在能力を短時間で最大限に引き出す独自の方法論を平本メソッドとして体系化。人生を大きく変えるインパクトを持つとして、アスリート、アーチスト、エグゼクティブ、ビジネスパーソン、学生など幅広い層から圧倒的な支持を集めている。最新著書は「成功するのに目標はいらない!」(こちらからオリジナルCDをプレゼント中)。コミュニケーションやピークパフォーマンスに関するセミナーはこちらから。
キャリアや人生を、自分の望むようなものにしていくためには、大きな目標や明確なビジョンが必要だと思い込んではいないだろうか。実は、そうとも限らない。価値観を明確にし、それを満たしていくことで、望みのキャリアを築いていくこともできるのだ。自分のキャリアに迷いを感じている人、必読です!
ビジョン型、価値観型、どちらの傾向が強い人も、判断と行動の基準となる「What」=自分軸を確立することが大切。今回はWhat(自分軸)、How(方法)の関係性を明らかにします。
3分LifeHacking:電車の中でノートPCを快適に使う電車の中でノートPCを使う人が増えた。今回は電車内での作業を快適化するグッズを紹介しよう。
modiphiにRSSリーダー機能、ケータイ連携で“チラシ2.0”もRSSフィードを作成できるオンラインサービス「modiphi」がバージョンアップし、RSSリーダー機能、フィード検索などを追加した。携帯電話に対応したソリューションも発表した。
研修で教えてくれない!:情報漏えい防止は日常の生活習慣から「メデア商事株式会社」の営業部3課の新人・小林ケンタは、課の先輩・高柳ワタルとお客様の元に出向くところだ。電車に乗った小林に「荷物を網棚に置くなよ!」と高柳が注意する──。
5分で読むビジネス書:ライフハックの原点から“今”に至る軌跡と系譜──『Lifehacker』Biz.IDでも翻訳記事を掲載している米Lifehackerのエディター、ジーナ・トラパーニが88のハックをまとめた。Gina Trapani 記事一覧
「成功の時期」と「成長の時期」:第1回 思った通り、願った通りの「成功の時期」人生には、目標を持って集中して取り組んでうまくいく「成功の時期」と、願った通りにはいかないけれど内省を深められる「成長の時期」がある。この周期を自分である程度把握できれば、突っ走り過ぎたり、落ち込み過ぎたりすることを防ぎ、自分のライフスタイルを見極める手がかりになる。
「自分独自のOSを開発しよう」。その志の下に集まった開発者たち。彼らに共通しているのは、ある1冊の書籍との出合いだった
複数セッションからの同時のデータ変更を防ぎ、データを守る仕組みがロックだ。では、このロックが競合してしまったらどうする?
超売り手の転職市場で転職に失敗する人と成功する人の二極化現象。組み込みの転職市場で何が起きているのか
田口元の「1人で作るネットサービス」探訪:シンプルなツールをシンプルな生き方で──Plnet.jp・駒形さん
jobtxt1 += 'チャレンジするしかない!チャンスを掴め!大手企業に紹介予定派遣で正社員へ!';
jobtxt3 += 'ITエンジニア2万人の年齢と年収が一目瞭然隣の芝生(年収)は本当に青いのか???';

 

[ 569] Amazon.co.jp: 日本の富裕層―お金持ちを「お得意さま」にする方法: 本: 臼井 宥文
[引用サイト]  http://www.amazon.co.jp/a?\a?¬a?Ra ̄?e£?a±?aa??e??a??a?!a??aa??a??a??a??a??aa?「綢??a??a?1a3?-e??ao?-aR\a??/dp/4796651454

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『10円のガムを売る』マインドでは『富裕層』は口説けない!庶民向けマンションには最上階でも住みたくない。家電もパソコンも値段よりアフターサービス。ヘアメイクだけ、エステだけの店は時間の無駄。庶民と同じATMに並ぶのはおかしい。別荘は、ゴルフ場の近くより『ゴルフ場の中』。一般の消費者とはまったくことなるニーズをもった富裕層。『特別感』『世界最高峰』『ワンストップ』『トータルサービス』などなど、価格でも性能でもない、富裕層が価値を感じるビジネスとは。
「10円のガムを売る」マインドでは、「富裕層」は口説けない! 富裕層を「お得意さま」にする「口説く」「買わせる」「魅了する」のノウハウとは? 著者が富裕層マーケティングで培った富裕層ビジネス成功のカギを公開。
あなたのレビューがサイトに載ります。 ※ カスタマーレビューは他のお客様により書かれたものです。ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
あまり突っ込んだ内容を期待しないで軽く読むには良いでしょう。著者はこの分野のコンサルティングもやっているようなので、これ以上手の内は明かせないのかもしれません。
字も大きいので情報量は少ないです。
下流社会マーケティングの三浦氏との対談が掲載されているところがコンテンツとして面白かった。富裕層の専門家と下流社会の専門家が出会うことによってどんなアイデアが創造されるのか、今後に期待します。富裕層の気持ちは富裕層にしか分からないというのはいいフレーズだと思います。総資産は相当な金額にのぼるのだが、人数が限られているのでなかなか知り合いになるきっかけもない富裕層。自分のレベルを高めていくことでそういう人たちと出会うチャンスを作るしかないですね。
富裕層マーケティングだけでなく、
富裕層になる過程にも触れられている。
富裕層でない人に、その世界を垣間見させる面白い内容。

富裕層の欧米との比較もあり、
そちらもなかなか面白い。

富裕層の世界に足を踏み入れて
のぞいてみたくなる、そんな一冊。
なのが、富裕層向けの対応だと思います。
例えば、プライベートバンクが昨今もてはやされ、メガバンクもいっせいにその方向へ動いているようですが、しょせん100円の貯金者も10億円の貯金者も同列に並べさせる(実際ATM等ではそうであろう)ような大銀行に、いったいどういう戦略、戦術があるというのか?
ニッチだが、奥は深い。富裕層マーケットとはそういうものなのだろう。しかし、その対応策は緒に就いたばかり、という筆者の指摘はまことにその通りと思う。
富裕層をお客さまにするには、まず自分が富裕層になるしかない、というのも(私自身、富裕層の顧客を持つ身として)非常に納得のいく話だと思う。
「一億総中流社会」から、「階層社会」に向かっていると言われる日本。フリーターなど「下流」の実態について語られることは多いものの、その対極にある「富裕層」の実態が語られることは意外と少ない。

そうした富裕層の消費・経済活動の実際を、長年富裕層向けマーケティングを実践している著者が紹介している。

富裕層というと、「ヒルズ族」のような「勝ち組」の新興富裕層を想像するが、その他にも、さまざまなタイプの富裕層が日本には多く存在しており、その裾野は広がっているという。しかし、日本にはこうした富裕層を満足させるサービスを提供している企業は少ない。

確かに、海外のリゾートなどを訪れると桁違いのサービスを誇るホテルなど、庶民向けとは次元の違うレベルのサービスを提供しているところも多い。日本の富裕層ビジネスはまだ中流の延長線上にあり、差別化が徹底できていない印象がある。

本書によれば、中流向けのマーケティング手法は富裕層にはもはや通用しないという。しかし、そのことに気付き、富裕層特化型のビジネスを展開している人は少ない。

今後も格差社会化は進行し大多数の「下流」と一部の「富裕層」に社会は分化していくことだろう。そうした中、富裕層の心をつかむことは非常に重要なことが実感できる。

しかも、富裕層は長年のつき合いを好むもの。本書を読んで今スタートを切れば、富裕層向けのビジネスを成功可能性は高まる。

富裕層向けビジネスの実態を知り、行動をスタートさせるのにおすすめできる本。紹介されている富裕層ビジネスの実態をのぞき見るだけでも楽しいですよ。
20歳の大学生です。この本を手にとったきっかけは、富裕層ビジネスという
今まで誰もやってこなかった事を最初に手がけた臼井氏に興味があったからです。
この本を読んで、富裕層について今までベールに包まれていた部分が明らかにされていて
とても面白かったです。特に女の私としては、富裕層のお買い物や美の追求、
教育については興味深かったです。
人の真似ではなく、新たな世界に最初に足を踏み入れる事はなかなか出来る事では
ないと思います。『やっぱり成功者は違うなぁ。』というのが素直な感想です。
私達一般人とは関わりのない世界かもしれないけど、
知って学ぶ事は多いです。
これから社会に出ていくにあたり、確実に視野が広がったと思います。
将来の可能性が無限大にある若い人達に、ぜひ読んでもらいたい本です。
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