データ入力用語シソーラス辞典

このページは 2007 年 07 月 17 日 21時47分05秒 に更新したキャッシュ情報です。

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封緘とは?

[ 452] 封書の「減」はどういう意味なの?
[引用サイト]  http://homepage2.nifty.com/osiete/s536.htm

よく封書で重要な書類が入ったときなどに『減』っていうハンコが押印されてますがどうして?『封』の時は「封印」だなぁ・・とか、思うんですけど『減』って何?何が減るんだろう・・・。
「減」の印に関しましては、嘗て見聞した事が有りませんので、非常に特殊な用例かも知れず、想像の域を出ませんが、
(3)一般に封印として用いられる『緘』(糸へん)とすべきを『減』(さんずいへん)として印章等を作り、そのまま誤用。
以上で合点がいけば疑問解決(笑)ですが、それでも?が残る場合は、文面から察すれば(3)と同様に疑問投稿の際に「緘」とすべきを「減」と誤記された可能性も否定出来ませんので敢えてオマケに「緘(かん)」についても考えてみました。
古代中国では泥を固めて封印に用いる「封泥(ふうでい)」という制度があり、又書類等を木簡の間に挟み、糸で縛った上で、墨で「封」「印」等と記載する「封緘木簡」という方法もあり、これは長屋王家跡(684〜729)等の平城京跡から多数出土しているそうです。又、「儀式」という平安時代の法律にも「文書(勅付)を入れた文書箱(飛駅函)を糸で縛り松脂で封印の上、『封』等の文字を書く」という規定があったそうです。
時を経て現代では「〆」「緘」の方が主流の様子で、「封」から「〆」「緘」への変遷理由は定かでは有りませんので、以下はあくまでも私見ですが、古代の制度下では封印に関し特定の重要書類又は限られた人々の間においてのみ「封」の文字が制限的に使用されていた可能性も考えられ、それと区別するために他の封印として「〆」「緘」が用いられたのかもしれません。
又、「封」と「緘」の漢字一文字ずつを見れば共通項として確かに「閉じる」「手紙」等の意味は有るものの、各々の漢字本来の出自を考えれば、「封」は「草木が密生する様から寄り集まるの意味。土を寄せ集めて盛る様から盛り土の意味を表し、又盛り土をして境界を作り、そこから『閉じ込める』の意。或いは領土を与えて諸侯となる意。」とされ、「緘」は「物を入れ『糸できつく締める』意味。或いは物を入れ終わって『掛ける閉じ縄』の意。」とされることに照らせば、「封」は単に閉じ込める意味で、「緘」は糸、縄など具体的に閉じたり締めたりする物自体を指していることから、ニュアンス的に「緘」の字は正に厳重に封印する為の糸や縄を表し、それの代用と考えれば開封・改竄防止に当てる字に相応しいと思いますが如何でしょうか。
封書のふたのところに書かれているのは、「緘」という字で「減」ではありません(偏が、サンズイではなく、糸偏です)
「緘」の元もとの意味は、箱などの蓋が途中で開けられないように(開けたらわかるように)細い糸で封をする、です。(封の方は、甕などの液体の容器の口を粘土などで固めて、封をするの意味)封も緘も同じように、「密封しました」という事で封書のふたのところに書かれるのです。
封書のとじめにスタンプなどで押されている文字、あれは、「減」ではなく「緘」です。「かん」と読みます。封緘(ふうかん)などで使われているあの「緘」です。意味は、大辞林によると、「とじ目。封じ目。また、封筒のとじ目に書きつける文字。
封筒に押されている文字は「減」ではなく「緘」=カン、です。これは、緘封と言って、しっかりと見られることなく閉じました、という意味なのです。それに、この「緘」という文字のハンコがあることによって、途中で誰かが、これをあけたら、再度「開けたのに開けてもいないように張り合わせるのが、難しい」ために選ばれた漢字です。いくら上手に貼りあわせても、「緘」の字のところを見ると、なんだかバランスが悪いぞ、と見破られます。このほかにも、しっかりと貼ったよ、という合図の文字としては、一番ポピュラーなのは、「〆」ですが、近頃は、この「緘」も多く使われているようです(特に学校の内申書などは、これが使われているかもしれません)。
「減」ではありません。ただしくは「緘」と書いて「かん」と読みます。 「緘」というのは、口を閉じるとか、手紙の封をするという意味です。
封書の封じ目に書く字で「緘」と書き、「かん」と読みます。封緘(ふうかん)とも言います。「緘」は閉じるという意味があります
「緘」かん、は糸へんです。 さんずいの減では有りません。 手元の小学館新選漢和辞典では、その意味は、
1、とじる、 2、手紙の封をする=封緘、 3、ふうとう、 4、手紙、 などとなっています。
封筒を閉じて貼る紙を「封緘紙」と言います。 封筒セットなどに付いています。 また昔は現金封筒にも封緘紙が付いていました。
封書に押してある判は「減」ではなく、正しくは「緘」(カン、と・ジル)です。この字は、とじる、封をする、という意味を持ち、大事な書類に封をするときに継ぎ目に押します。ちょっと難しい熟語で、封をすることを封緘とも言います。
いや、減じゃないです。緘です。カンと言います。封緘(緘封とも)の緘で、封印と同じように綴じる、という意味があります。
それは減ではなくて「封緘」の緘のことだろうと思います。この字は、とじる、封をするという意味です。字の解釈は「糸+音符咸(カン)(おさえて口をふさぐ)」で、中に入れてふさぐ意を表しています。
減は、郵送料が高いので減らせという、ささやかな嫌味です。さぁみなさんも活動しましょう。
それは、はんこの使うやつを間違ってます。本来なら「厳」です。「減」ハンコを使っていたら一言、「間違ってますよ」 と言ってあげましょう。
時間がたつとどこかに無くなる摩訶不思議な封書。早く届けてくださいと言う深い意味があります・・・
どうやら私達も間違えていたようです。「そうそう減ってなんだろう?」といいつつの出題でした。f(^ー^; それにしても、今回も多くの方々からの正答です。さらにおもしろ回答は粒ぞろいでした。みんな上手いよね。(^▽^)/
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