データ入力用語シソーラス辞典

このページは 2007 年 07 月 17 日 21時46分57秒 に更新したキャッシュ情報です。

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[ 67] Windowsの次期バージョンWindows Vista(TM)において日本語フォント環境を一新
[引用サイト]  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2353

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〜国語審議会の答申に基づく例示字体の変更と追加漢字を反映した最新JIS規格への対応、並びに画面上での可読性が画期的に向上する新しいClearType(TM)フォントの開発を発表〜
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、マイクロソフトのWindows(R)オペレーティングシステムに標準で搭載される日本語フォントのJIS X 0213:2004規格への対応と、画面上での可読性を大幅に向上させるまったく新しいデザインのフォント(フォント名:メイリオ)の開発を、次期WindowsであるMicrosoft(R) Windows Vista(以下、Windows Vista)のリリースに向けて進めていることを発表します。
背景:マイクロソフトでは、文字の不足を解消するために、従来JIS第1及び第2水準漢字(JIS X 0208に規定されている6,355文字)をベースとしたShift JISの漢字に加え、1998年にはJIS補助漢字(JISX 0212に規定されている5,801文字)を加えた12,156文字の漢字を標準フォントとして組み込むなど、最新の日本語情報処理規格に基づいて文字の拡張を行ってきました。その結果、近年のパソコンの普及とあいまって「常用漢字表制定時の予想をはるかに超えて」*(註)表外漢字を含めた自由な日本語表現がだれでも簡単に行えるようになりました。一方、従来のWindows日本語版に搭載されてきた日本語フォントの文字の字体は1990年に改正されたJIS規格の例示字体と同じ字体を基本的に採用しており、歴史的な経緯により「一般の書籍類で用いられている字体」*(註)とJIS規格の例示字体に合わせたフォントを搭載するWindowsや「ワープロ等で用いられている字体との間に字体上の不整合が生じた」*(註)という問題がありました。
情報化に対応した国語施策、印刷標準字体:元来、表外漢字(常用漢字表外の漢字、「常用漢字表」にない漢字)の字体に対してはこれまで標準字体が確立しておらず、2000年12月の国語審議会答申『表外漢字字体表』を待って初めて「一般の社会生活において,表外漢字を使用する場合の『字体選択のよりどころ』」が定まりました。この新しい国語施策に対応して、2004年に改正された最新のJIS漢字(JIS X 0213:2004、以下JIS2004)では、『表外漢字字体表』に示された「印刷標準字体」が全面的に採用されました。
 法令に基づく施策、新人名用漢字:2004年9月に戸籍法施行規則(昭和22年司法省令第94号)の一部が改正された結果、「子の名」に用いることの出来る漢字が大幅に拡張され、漢字の表(以下、新人名用漢字)として公示されましたが、追加された漢字に関しては、字種についてはJIS2004の漢字から選定され、字体については原則的に印刷標準字体が採用されました。言い換えれば、JIS2004に対応するフォントを搭載したパソコンの間では新人名用漢字のすべての漢字が支障なく情報交換できます。
マイクロソフトの取り組み:マイクロソフトでは、日本文化に根ざした情報化社会の実現を引き続き支援するために、次期Windows Vistaで、「国語施策として示されている印刷標準字体」及び「法令に基づく施策である新人名用漢字」の双方に対応した最新のJIS規格、JIS2004に対応した日本語フォントを 搭載する予定です。MSゴシック3書体(MS ゴシック、MS Pゴシック、MS UI Gothic)、MS明朝2書体(MS 明朝、MS P明朝)のJIS2004対応は、株式会社リコー(本社:東京都港区、代表取締役社長:桜井 正光)と共同で行われました。
今回のJIS2004対応と同時に、日本語ClearTypeフォントを新規開発いたしました。このフォントは、ClearTypeの効果を最大限に利用でき、特に画面上での日本語の文章の可読性を画期的に向上させるべく、全く新たにデザインされたもので「メイリオ」と名付けられました。 メイリオは本文用レギュラーと見出し用ボールドの二つのウェイトからなるフォントファミリーとして次期Windows Vistaに搭載されます。 メイリオは画面上で見ても印刷しても極めて明瞭で読みやすく、広い用途に適した新世代のサンセリフ系(角ゴシック)フォントです。特に液晶画面上の可読性を極限まで追求しました。ふところが広く、バランスの良いスタイルは小さな文字サイズでも鮮明に読むことができますし、大きな文字サイズでは迫力あるディスプレイ効果を発揮します。メイリオは単独の欧文フォントとしても、美しいスタイルを持ち、複雑な欧文組版にも対応できる完成されたフォントですが、和文フォントとしての最大の特徴は、和文と欧文とを違和感なく調和させて組むことができる点です。特に横組み文章を更に読みやすくするため、和欧文字間の比較サイズ、黒み、並び具合、字間スペースなどが巧みに調整されています。また今回、レギュラーと十分にウェイト差を持つ見出し用ボールドを追加したことで、メリハリのあるレイアウトを構成することができるようになりました。メイリオは、和文と欧文を含む膨大な文字セットで構成され、完全にスケーラブルで、どのように組んでも読みやすいアウトライン・フォントとして、あらゆる種類の情報交換や印刷・出版の用途に適しています。 メイリオのデザインは河野英一、マシュー・カーター、及び株式会社シーアンドジイ(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長:坂本 達)が担当しました。
JIS X 0213:2004対応MSゴシック3書体、MS明朝2書体、および画面用の新しいフォントであるメイリオは、開発者向けのWindows Vista Beta 1に含まれ、Windows対応製品を開発されている開発者の方々に評価していただくことを目的にまず提供されます。
これらのサポートにより、日本語環境がより強化され、Windowsユーザーのエクスペリエンスが向上することを期待しています。
◆ JIS X 0213:2004、印刷標準字体に関する詳しい情報は、以下のURLを御参照ください。日本工業標準調査会Webサイト
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

 

[ 68] Perl 5.8 以降においての Unicode 文字列の扱い方 : NDO::Weblog
[引用サイト]  http://naoya.dyndns.org/~naoya/mt/archives/000611.html

RssRollingを作っていていつも悩まされていたのが Perl における Unicode 文字列の文字化け。ちょっと調べてみました。
なお、Perl の Unicode サポートについては貞廣知行さんの'Perlのページ - PerlのUnicode support'にとても詳細に記述されており、とても助かりました。
さて、Perl はバージョン 5.6 以降、Unicode をサポートしています。「サポート」とは具体的にどういうことなんでしょうか。Unicode はマルチバイトの文字コードですが、そのマルチバイトを(利用者の意図する)「文字単位」で扱うことができたりするというのが簡単な説明になるかと思います。「あ」というマルチバイト文字があったときに、それを1文字として扱える、ということです。
このスクリプトの出力は「5」になります。(スクリプト自体は UTF-8 で記述します。) 文字がバイト単位ではなく、文字単位で数えられている証拠です。(utf8 プラグマは、スクリプトの文字コードを UTF-8 で記述するときに利用します。これによって、スクリプトに直接記述されたマルチバイト文字列に UTF8フラグが立ちます。UTF8フラグについては後述。)
場合によっては、文字単位ではなくバイト単位で扱いたいときもあります。そんなときのために、Perl は Unicode 文字列に内部的なフラグ - UTF8フラグを設けて、それを基準に対象の文字列データをUnicode文字単位で扱うか、バイト単位で扱うかを場合分けします。
RSSから一件目の記事のタイトルを抜き出して、その文字列の長さを数えます。(警告が出ていますが、これについては後に記述します。) 特に何も意識せずに数えた場合、17 という結果が出ます。出力された文字列の文字数に等しいことが分かります。一方、"utf8::encode($title);" とした後には、51 になります。utf8::encode() は Perl 5.8.0 から追加された utf8 パッケージに属する関数で、対象のバイト列のUTF8フラグを落とす(UTF8文字列を同じ内部表現のままバイト列に変換する)関数です。
XML::RSS に入力された RSS をパースして得られた記事タイトルのバイト列には、XML::Parser を通った際にUTF8フラグが立てられるため、length で数えた際に文字単位で処理され 17 文字という結果が出力されます。一方、utf8::encode() によりUTF8フラグを落とすと、バイト単位で扱われるため 51 バイトという結果になります。
さて、Unicode文字列にはUTF8フラグという内部的なフラグが存在し、それが文字列の扱いに影響を与えているということは分かりました。では、UTF8フラグが立っている文字列とUTF8フラグが立っていない文字列を連結した場合などの処理はどうなってしまうのでしょうか。貞廣さんのページにはこうあります。
PerlのUnicode support問題になる場合は、Unicode文字列と非Unicode文字列(内部的にはバイト列)との混用でしょう。例えば、Unicode文字列と非Unicode文字列との連結では、非Unicode文字列がUnicode化(upgrade)されます。すなわち、Latin 1として解釈されます。例えば、UTF8フラグに無頓着な古い変換モジュールを使って得られたUTF-8文字列は、内部的にはUTF8フラグが付いていないので、Unicode文字列とはみなされません。そこで、UTF8フラグが付いたUnicode文字列と連結すると、文字化けします(ASCIIだけの場合を除く)。
どうやら僕が経験した文字化けの原因の多くはこの辺り、UTF8フラグの立っている文字列とそうでない文字列の混用にあったようです。
例えば、HTML::Template で UTF-8 な文書を出力することを考えてみます。以下のテンプレートを用意します。テンプレートは UTF-8 で記述します。
というものですが、僕の環境では文字化けしました。文字化けの箇所は、1行目と3行目、(スクリプトの中ではなく)テンプレートに記述された行です。
HTML::Template はコンストラクタにテンプレートのファイル名を渡すとそのファイルを open() しますが、特に何もせずファイルを open() した場合、ファイルの中身は(UTF8フラグが立っていない)バイト列として扱われます。一方、スクリプトに記述した「スクリプトに〜」の文字列は、スクリプト先頭で utf8 プラグマを宣言しているため、UTF8フラグの立った文字列として扱われます。ここで、UTF8フラグの立った文字列とそうでない文字列が混用されるため、文字化けが発生します。
これを回避するには、そのファイルから読み取る文字列にUTF8フラグを立ててやれば良いということになります。Perl 5.8 でファイルの入出力に採用された PerlIO レイヤ を用いることでファイルハンドルに対してこの辺りの制御が可能です。阿辺川 武さんの 'perlのページ - perl5.8のUnicodeサポート' 辺りで、その使い方が簡潔にまとめられています。
PerlIO によりファイルハンドルに対してファイルをUTF-8エンコードされたファイルとして扱うには、open の引数を 3 つにして、2番目の引数 - レイヤでそれを指定します。
先ほどのスクリプトに適用すると、以下のようになります。HTML::Template はコンストラクタにファイル名ではなくファイルハンドルを渡すこともできるので、先に PerlIO レイヤを使ってテンプレートを open しておき、そのファイルハンドルを渡します。
RssRolling でも HTML::Template を用いているので、この辺りを意識して書き換えたら文字化けしなくなった...と思ったのですが、一部改善されたもののそれでも文字化けする箇所がちらほらありました。何でかなあと思い必死にデバッグしてみると、どうやら HTML::TokeParser に Unicode 文字列を渡すと化けることが分かりました。
RSS をパースした後の文字列に含まれている HTML タグを除去するために HTML::TokeParser を使っていて、Util.pm というユーティリティクラスに以下のような実装を施していました。
として、入力の前にUTF8フラグを落として、返す前に再度 UTF8フラグを立ててみたところ、文字化けしなくなりました。ううーん、と思っていたのですが HTML::TokeParser が HTML のパースに利用しているHTML::Parser に以下のような記述がありました。
バグだったみたいです。対処方はこれで合っていた模様。ちなみに perldoc に書かれている、という話は宮川さんに教えてもらいました。毎度感謝です。
Perl 5.8 は内部処理によって Unicode文字列を適切に処理するようになったため、その辺りをあまり気にする必要はないとかどっかで聞いた気がしますが、個人的には、結構ちゃんと意識してないとはまってしまうように思います。
5.8 の場合どう対処するべきかっていうのはだんだん分かって来たのですが、じゃあ 5.6 系はどうしたらいいのってのがいまいち良くわかってません。
と貞廣さんのページにはあったりもしますが、まだ 5.6 以前を無視するわけにはいかないわけで、悩ましいところです。
Excerpt: 年末年始のためにWebおいてる箱のverup激しく実施ヽ(´ー`)ノ で、perlが5.6系から5.8系に入れ替わってて、MTで上手く動作しないところポツポツ。...
Excerpt: まぁ、あれだ。Perl5.8にすると、いろいろ面倒だ。ということを改めて、感じたわけで……。 Perl 5.8のutf8周りの実装は、なんというか、最初からこう...
Excerpt: もう色々な所で、この話題については触れられていますが、 PerlでUTF-8の文...

 

[ 69] 第2回「digital TIFFシンポジウム」において「リッジレーサー7」多地点生中継実験が実現! 対戦イベントが大画面スクリーンで楽しめる時代に!?
[引用サイト]  http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20061023/dtiff.htm

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第2回「digital TIFFシンポジウム」において「リッジレーサー7」多地点生中継実験が実現!対戦イベントが大画面スクリーンで楽しめる時代に!?
今回の実験のシステム構成。遠隔地でプレイステーション 3によるオンラインバトルを実際に行ない、そのHDTV映像を慶應義塾大学で合成、5カ所に配信する
10月21日〜29日まで行なわれている第19回東京国際映画祭において、デジタルシネマ実験推進協議会が主催する、第2回「digital TIFFシンポジウム」が23日、TOHO シネマズ 六本木ヒルズ スクリーン2にて行なわれた。デジタルシネマ実験推進協議会とは、超大容量のデジタルシネマをネットワーク流通における重要なデジタルコンテンツと捉え、「4K」規格のデジタルシネマの流通技術、品質評価技術、セキュリティ技術の確立を目指す実験、国際連携等を推進する団体。
2,048×1,020(24/48P)の「2K」、そして4,096×2,160(24P)の「4K」とは、DCI(Digital Cinema Initiatives,LLC)というハリウッドのメジャースタジオが中心となって設立された合同会社によって規定されたデジタルシネマの規格にのっとった映像解像度のこと。ほかにも規定がいくつかあり、カラーは12bit、X'Y'Z'の色空間、JPEG2000圧縮、音声は最大16チャンネル、24bit、48/96KHzサンプリングの非圧縮、そしてセキュリティ関連も含めた豪華かつ厳格な規定になっている。この規格に則った映像コンテンツをネットワークを使って配信し、映画館でデジタルシネマを上映するといった試みが、会場となったTOHO シネマズ 六本木ヒルズ スクリーン2などいくつかのスクリーンですでに実験されている。
今回、株式会社バンダイナムコゲームスのプレイステーション 3用レーシングゲーム「リッジレーサー7」のネットワーク対戦映像を、三田の慶應義塾大学DMC、けいはんなOpenLab、秋葉原JGNII、横須賀未来ねっと研究所の4カ所をつなぎ、各地のプレイステーション 3から出力されるHDTVライブ映像を三田の慶應義塾大学で結合、4,096×2,160の「2K」映像を400Mbpsというストリーミング形式でこのTOHO シネマズ 六本木ヒルズ スクリーン2を加えた5カ所に同時配信するという実験が行なわれた。
「リッジレーサー7」のオンラインバトルモードによって、4つの会場でスタッフが滝と石像が印象的なコース「Myst Falls」にて対戦するというシチュエーションは、東京ゲームショウ2006と同じだったが、メニュー画面に流れるインフォメーションなどはグッと進化していることがわかった。「マシンセレクト」、「チャット」、「招待」、「観戦」、「チーム変更」といった項目が並び、だれか1人が対戦ルームを作ってそこに参加するというPSP「リッジレーサーズ」やXbox 360「リッジレーサー6」と似た形式。実際に対戦がスタートすると、画面表示もTGS2006より進化しており、対戦メンバーの表示などが加わっていた。
実際に走行するシーンを見る限り、映像の遅延などもほとんど感じられず、リアルタイムのバトルが展開される模様がスムーズに配信されており、実験は見事に成功していた。これがゆくゆくは、映画館で映画を上映するだけでなく、スポーツ関連や多様なコンテンツを上映することにつながる試みであるとともに、ゲームによる対戦イベントもその1つに加わる可能性があることが期待されている。
「リッジレーサー」シリーズのスタッフが各地で実際にオンラインバトルモードでプレイするハイクオリティ映像をリアルタイムに配信
また、対戦前には同作のアソシエイト・プロデューサーの寺本秀雄氏によるプレゼンテーションが行なわれ、遠景から近景まで、今までの「リッジレーサー」シリーズから格段に進化した映像を中心に紹介。走行中にセレクトボタンを押すことで、PS3コントローラの6軸検出システムを使った視点移動で周りの風景を紹介しながら、「Myst Falls」を案内した。

 

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